自己否定日記

自己否定はアイデンティティ。過去に執着する女子大生が自分を定義するブログ。

秋の日に

今日みたいな日は、体育大会が終わって疲れきって家で寝ている時みたいだと思う。

本当にそんな日があったかどうかは定かではない。

高揚感と穏やかさが混じった日。こんなに晴れているのに外には驚くほど人がいない。ただ車が通る音と風の音が聞こえるだけ。

ちょっと散歩したいな、と思うけど今から用意してたら結局夕方になっちゃうじゃん、考えてたら億劫になって、電気を消した部屋でぼうっとしている。

考えてみれば散歩って言ったって、家の近所はアパートだらけだし、ちょっと出たら大きい道路があって車がうるさいし、歩いてたって何にも面白くないのだけど。なんかこれ散歩しない言い訳探してるみたいだな。

 

最近は恋愛とか結婚とか女とかそういうことについて考えている。

気付けば20代も半ばなので結婚とか子どもとか考えなきゃ間に合わないんだけど、というかもしかしたら手遅れかもしれないんだけど。

そもそも誰かを好きになったこともない。アプリとか婚活とか、ハードル高すぎるんですけど。

まず自分がそういう場で女として扱われる気がしない。今まで誰かから恋愛対象として見られたことはないし、これからもないと思っている。女としては見るにはあまりにも幼く、足りていなくて。どうしても私は女の土俵に上がる自信がない。

考えれば考えるほど別に結婚したいわけでも、子どもが欲しいわけでもないと思う。手遅れになって、後悔するのが嫌なだけ。本当にそうなるかどうかは分からないけどね。ただ、結婚も子育てもしなければ、いわゆる普通の人にはなれなくなる。今まで考えていた普通の人になれないことに、未来の私が耐えられる気は全くしないのである。

だからといって今努力する気にはなれないな、という堂々巡りである。

 

私の毎日は薔薇色でも灰色でもないけど、晴れた日に一歩も外に出なかった時の後悔のような気持ちを、いつも引きずっている。少しの怠惰と少しの後悔を繰り返して、いつの間にか後戻りできないところまで行ってしまうような気がして焦っている。こんな日々やめたい。早く全てを諦められますように。