アメーバブログをやっている。
といっても、最近はほとんど更新もせず、ただピグの無料アイテムとか確認するのにログインする程度だ。
小学校高学年のときにブログを始めた。
リア友(死語か?)もやっていた。
ネット上で知り合った人ともちょこちょこ交流があったように思う。
しかし最近は、無名の人がやっているブログをチェックしなくなった。
チェックしないというより、探しようがなくなった。
あの頃はブログのサイドバーに貼り付けられる育成ゲームとか着せ替えゲームがあって、そこからブログを探し当てていたように思う。
絵を載せてらっしゃる方のものとかを頻繁に見ていた。
今ではあの類のゲーム、ほぼ絶滅してしまったのだろうか。
アメブロなら、設定の「プラグインの追加」とかいうところからゲーム名を選択して貼れたのだが、今となっては解析ツールくらいしか貼るものがないみたいだ。
たまにあのころが懐かしくなる。今となっては、無名ブログなんかどうやって探せばいいのかわからない。
SNS発信で流行ったり、書籍を出版したりというのがほんとに多くなったな、と思う。
そうやってブログから有名になる人がどんと増えた分、余計に無名ブログが探しにくくなった気がする。
今さっき見ていて気付いたんだけど、アメーバブログには公式ジャンルなるものが存在するらしい。
これは従来私が選んでいたジャンルとは違うみたいだ。確かに公式ジャンルには子育てとか料理とか、いかにも書籍を出してそうなジャンルしか存在しない。
従来のジャンルは細分化しすぎててどうなんだと思っていたが、公式ジャンルは公式ジャンルでどうなんだと思う。
おかげでブログのランキングはほぼ書籍化するようなブログしか上位にあがってこない。
ブログを書く意味って、最早商業的な成功だけにあるのだろうか。などと偏狭な怒りがわいてくる。
一応従来のジャンルでのランキングもあるようだ。
見てみたけど、上位はいかにも業者のブログが多かった。
ま、それはそんなものか。昔からそうだったかもしれないな。
ところで、以前私は小説を書いてらっしゃる方のブログを見ていた。
しかし、どこで見つけたのか全く見当もつかない。
もしかしたらランキングかな?と思い、「小説」ジャンルのランキングを見てみた。
だけど、私が見ていた方のような種類の小説は少ない。
私が見ていたのは児童向けの小説にありそうな感じのお話だったと記憶しているが、ランキングはほとんど夢小説。
夢小説ばっかりの状態が悪いというんじゃなくて、こうなると私が見ていたあの小説はどこで見つけたのかがさっぱりわからん、ということだ。
あの時だって夢小説は多かっただろうに(確かめようがないが)。私はランキングを毎日1000位くらいまで見ていたんじゃないかとさえ思う。
SNSもたくさんあるし、わざわざブログで書く必要もないといえばないかもしれない。
さっきのついでに「イラスト」ジャンルのランキングも見てみたが、私が見ていた、絵を貼り付けて終わり、みたいなブログはあまりないように思った。
これに関しては、今はインスタもあるし、絵日記でもないただの絵ならわざわざブログにアップする必要もないのだろうと思う。
ブログに書く内容なんて、Twitterで事足りる気もする。
小説だって、書こうと思えばそれ専用のサイトが山ほどあるんだし。
漫画も然り。絵も然り。
長々と思った順に書いてみたが、私としてはもう日記を記録として残したいのでなければブログは(アメーバで)書かなくていいな、と思った。
ピグやってるから退会はしないけど。
ジャンルの話とかはアメブロに限った話なので、他のサービスだともうちょっと一般人のブログが見つけやすいかもしれないね。
それから書いていて思ったのは、以前のようにブログを見つけられなくなったのは、私がブログを読むことに興味を失ったからだということ。単純に。
そもそもチェックしていたブログは多くはなかったので、1つのブログがなくなれば交流の大部分が失われるわけだ。
さらに一緒にブログをしていた友達も疎遠になり、彼らつながりの交流もなくなる。
さらにゲームもやめ始めた。サイドバーに貼り付けられるものは2,3個していたと思うのだが、なぜだか全部退会した。
こんな風に自然と交流が失われていって、私も周りの人たちと同じようにブログからフェードアウトしただけだと思う。
要するに「潮時だった」ということだ。
私が変わってしまったのか、ブログというサービスが変わってしまったのか、あるいはそのどちらもか。
昔のようなブログはもうできないんだなと感じる。ブログ自体が何と言ったらよいのか、書かれる文章の内容も質も変わって、利用していた周辺サービスも廃れてしまった。さらに絵やら小説やらたくさんのサービスが登場して、私が好きなものはいろんなところへ分散されたのかもしれない。
だけどいつか、Twitterもインスタもpixivもエブリスタも、ああ懐かしいと嘆く日が来るのだろうか。